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2006年5月18日 (木)

復刻 首藤剛志先生インタビュー 1

アニメスタイル、首藤氏のコラムに勝手に連動企画第3回目は!当時のインタビューをUPしてもよかですか?と先生にお伺いしましたら、ご快諾(?)いただきましたのでUPしちゃいます。

このインタビューは、1983年4月5日、杉並公会堂で開催された『小山芙美の世界』という、FILM上映会&ミニコンサートのパンフレット用に行われ、パンフレットに一部掲載、その後、ミンキーモモFC連盟による『フェナリナーサの休日』に全文掲載された物の『下書き』をベースに(笑)、現在の感覚で加筆修正したものです。イベントパンフと同人誌(連盟本)で1万部ぐらい刷っていたと思っておりましたが、実際、パンフ500部、連盟本300部ですから(笑)意外と、知らない人が多いかな?と思いますので、3回ぐらいに分けて掲載しようと思います。

イベントでは当時、ゴーショーグンのレミー島田、ミンキーモモの主役モモと、首藤先生の作品が続いていましたので、上記イベントの際にも、当日、小山芙美さんとのトークショーのゲストとして、壇上に上がっていただきました。ゲストと言うより、マイクを握って司会進行もしていただいたりと大サービス(笑)

   
最近、首藤剛志先生ご自身が、WEBアニメスタイル『シナリオえーだば創作術』や、先生ご自身のBlog『首藤剛志のふらふらファイル箱』で当時の出来事を記述されていますので、合わせてお読みいただくと面白いかもしれません。尚、色々なトコロで既に語られている事が殆どかもしれませんが(汗)今、明かされる真実があるかも・・(私の国語力の無さを露呈しているだけか?)また、インタビュー内容については、質問を作った人間(私)や当時のインタビュアー(おーえさん)が、素人ですので(爆)ご容赦願います。ちなみに、インタビューは、1983年3月15日に行いました。
S:首藤先生  I:インタビュアー

I:先生の作品で、最初に小山芙美さんが声をあてられたのは?そしてその時の印象は?
S:『パリのイザベル』という作品です。
実際、最初の頃は、会っていないんですよ。オーディションテープを聞いて、それで誰かと役を競っていたのかな?どちらがいいか?と言う事になって、「こっちの声がいい」と言ったんですね。

I:それが、小山さんだったのですね。
S:ええ、だから、あまり本人のお顔とか、そう言うのは一切知らないで、名前も知らなかったんですよね。もう一人の方も、当時はあまり有名じゃなくて(笑)2人とも今は、一流の声優さんになっていますが。
アフレコが始まって、2度目か3度目の時に、初めてアフレコルームに行って。その時は、まだ僕はライターとして、「ぺーぺー」の時でしたから、あまり口出し出来なくてね(笑)偉そうな事、言えないから、ガラスの向こう側から見ているだけでした。多分、小山さんも憶えていないでしょうね。
それにあの作品、制作状態が悪くてね。アフレコ時にまるっきり絵が無かったんですよ。しかも、安く上げろ、安く上げろの一点張りで・・、口パクも節約したいと。・・「いい加減にさらせっ!」と、僕としては、初めてのオリジナル作品で、内容もちょっとハードでしたし。そんな記憶かな?小山さんとは関係無いですけど。

I:実際に良く小山さんと会うようになったのは?
S:やはり、『ゴーショーグン』の時です。
全部同じタイプなんですよね。イザベルもレミーもモモも。ゴーショーグンの時も、偶然かな?松浦さんという音響監督の方が、レミーを出来るのは、あの人しかいないと。チャーリーズエンジェルの誰かを演っていたでしょ。あのタッチで行くなら、小山さんしかいないよ、と。

I:では、これから先のオリジナルにも、小山さんを起用されると言う事は考えられますか?
S:一応、僕の書いているヒロインの女の子というのは、小山さんじゃないとダメだという所があるもので、だから、モモの時もお願いしました。

I:モモのシナリオを書いていた時に気をつけていた点は?
S:別に無いです。あの、モモって女の子がどういう子だかわかっているし、最初からあてこんで書いていましたから。ある種、小山さんと言う事で、出来るだけ、あの人に自由にやって貰いたい。と、地を出して貰いたい。みたいな。それと、子供の声を演んなきゃいけないでしょ。子供の声はどうしたって作らなきゃ出来ない。ゴーショーグンの時は、完全に自由に喋らせようと実験してやったんですよ。だから、真吾やキリー達、あの連中がべらべら喋るでしょ。あれは、現場に行って、セリフを書き加えているわけ。と言うのは、「口パク」ってあるでしょ。
あれは、絵コンテ切る人が自分の喋るタイミングで秒数を決めているんですよね。すると、絵コンテを描いている人のタイミングで、口が動いちゃう。それに声優さん達が声をあてようとすると、自分の自由な口調で出来ないじゃない。今までだと、声優さんが、無理に当てはめようとしちゃうわけ、だから、その場でセリフを書き直して、フリートーキング風なセリフ回しをやってみようと、『ゴーショーグン』で実験してみてね。だから、他の作品とセリフの調子が違っているのね。ただ、モモの場合は、犬や鳥が出てくるから、あまりフリートーク風には作ってません。最初からあるセリフをね、そのまま喋って貰っているかな。ただ、大人になった時のモモは、結構、一人でゴチョゴチョ言っていますよ(笑)。
作品によって、ベラベラ演った方が楽しい作品もあるし、カチっと決めておいた方がいい作品もあるので、作品によって変えています。

例えば、『さすがの猿飛』は、ほとんど声優さんにおまかせしちゃってます。26本とか52本の中で通ったストーリーが無いから、ある種、全体の流れを勝手に喋ってもらって、作品の中で役柄を声優さん達に掴んでいってもらってます。タツノコのアレに近いですかね。タイムボカンシリーズ。メチャクチャやっているよね。

復刻 首藤剛志先生インタビュー 2 に続く・・お楽しみに~

昨日から、マイフォトにも 復活!首藤剛志FCとしてClub S.T 資料館を作りました。当時、アフレコスタジオで書かれた予告編、直筆原稿等も勝手にUPしておりますので、お暇な方はどうぞ

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コメント

 おぉ~、これはいい資料ですね。
 パンフも連盟本も持ってはいても、こうしてテキストになっていればHDDに入れておいて、検索とか出来るし。
 予告の直筆原稿もアフレコ時の数分で書いたとどこかで仰られていたものですよね。
 これも推敲の跡が興味深いものとなっています。
 こういう興味深い資料の継続的な掲載を期待します。
 頑張って下さい。

投稿: 桃杖海姫 | 2006年5月18日 (木) 18時23分

うわわわっ!
これは貴重ですね~!もちろん持っている筈もないのでここで読めるとは!ありがとうございます~~!
てかスゴイの一言に尽きます。2・3も楽しみにしていますね~。

投稿: きょう | 2006年5月18日 (木) 19時30分

桃杖海姫さん<いらっしゃいませ!ご無沙汰しております。
桃杖さんに、『いい資料』って言っていただけると、素直に
嬉しいなぁ・・文章のおこし甲斐もあるってもんです。

直筆原稿・・手元にあるのはコレだけなんですよね・・継続的
にかぁ。。小出しにすれば良かったか(違)原画・セル系は
一杯あるんですけどね(汗)そのうち、まとめて引き取って
もらえませんか?桃杖さんっ!なんか、首藤先生トコも、小田原
の図書館もいっぱいらしいので(笑)

桃杖さんのブログもLINKさせていただきますね。
これからもよろしくお願いします。

投稿: いまい | 2006年5月19日 (金) 09時51分

きょうさん<いらっしゃい!とりあえず、当時捨てるのも
もったいないし、とっとこ・・ぐらいな感覚で保存して
あったものですんで、貴重感は希薄です。

パンフも連盟本の両方を今も持っている人って・・
桃杖さんぐらいしか思いつきませんから(爆)
持っていなくて普通です(笑)

2.3もがんばります~乞うご期待かな?
つか、誰か校正してくれ~っ(汗)日本語が変っ!!

投稿: いまい | 2006年5月19日 (金) 10時00分

素人丸出しで失礼しました。
インタビュアーのおーえです。

確か電話でインタビューした記憶があります。
直接会ってないのは、今考えるとメチャクチャ失礼ですね。タイミングが合わなかったのか…
テープ起しした際に、自分の相槌が多すぎてげんなりした記憶もある。
違ったっけ? 記憶が曖昧だよ。
いまいさん、よくまとめたね~

投稿: おーえ | 2006年5月19日 (金) 10時23分

そうそう、電話インタビュー・・って、
書いた部分消しちゃってたわ。

メチャクチャ失礼だったかも、しれませんが
FCの会長さんにアポとってもらった上で
電話インタビューになったのだと思いますよ。
複雑なカンケーだったし
若かったしさ・・いろいろあるやね(笑)

そうそう、一回、パンフ用にテープ起しして
その後に、連盟本の『穴埋め』として、再度
起してます。
おーえさん著『上映会ってつらいのネ』
は、必見です。

投稿: いまい | 2006年5月19日 (金) 11時01分

そうか!FCの会長さんからお願いしたのですね。
完全に忘れてた。

投稿: おーえ | 2006年5月19日 (金) 11時26分

そーなんすっ。

私がすると、緊張してメチャクチャ低姿勢になるか、
日頃の鬱憤炸裂で喧嘩腰!になりかねないので(爆)

で、おーえさんに電話して貰った・・と(笑)

投稿: いまい | 2006年5月19日 (金) 15時59分

>素直に嬉しいなぁ
 いや、こちらも素直に喜んでおります。(^ヮ^)
 お~えさんもおなつかしい。

>継続的にかぁ。。
 いえ文章おこしとかそういった方を念頭において書きました。

>そのうち、まとめて引き取ってもらえませんか?
 そりゃあ私のところはモモグッズならいくらでも受け入れますが、問題は先立つものが…。
 お安くお願いします。

>桃杖さんのブログもLINKさせていただきますね。
 こりゃどうも。うちの方でもこちらを紹介させてください。

>これからもよろしくお願いします。
 こちらこそよろしくお願いします。

 尚、「小山茉美の世界」のパンフは、
http://www.geocities.jp/minkydreams/momevent.html
でこっそり(でもないか)紹介させていただいております。

投稿: 桃杖海姫 | 2006年5月19日 (金) 17時05分

あれ、『ドンデラマンチャ#6ドンはカウボーイ』も
上映したような記憶があるのですが・・
ちょうど昼休みに(笑)あ、だからパンフに載って
ないのか??(小山さんがドルネシア役だった)

「見本」印の入ったチケットつーのがすごいな(笑)

モモグッズ<基本的に無償で・・
いただけるものは拒みませんが(笑)

投稿: いまい | 2006年5月19日 (金) 17時20分

 私は最早何を上映したかとかいうのは他の上映会とごっちゃになって覚えていませんね。

 見本チケットはいまいさんか高橋大江さんに貰ったと思います。
 普通の人ならスルーするところ、引っ掛かるのはさすが主催者側の人ですね。

>モモグッズ<基本的に無償で・・
 ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ♪わーい、ありがとうございます!
 次の行は引用しないぞと。ォィ

 うちのブログでのこちらの紹介は数日中にさせていただきます。

投稿: 桃杖海姫 | 2006年5月19日 (金) 18時30分

桃杖海姫さん、こんにちは。ご無沙汰してます。

ドンデラマンチャはボクも上映した記憶ありますね。
(雰囲気的におまけだったような…)

しかし、首藤剛士ネタというか、モモネタは皆さんレスポンス早いっすね~ って自分もね(笑)

投稿: おーえ | 2006年5月20日 (土) 10時19分

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